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上京就活MOVE TO CITY
募集の多さや条件など都市部は地方より優遇されているように見えます。確かに機会の多さは地方よりも多く魅力的に見えますが、それ以上に遠距離からの就活は就活者にとって心因的、金銭的な負担が多くのしかかります。何のために上京して就活を行うのかという、自分の考えをまとめ、また金銭的な余裕をもって計画的に上京就活に臨みましょう。

上京就活にかかる費用

就職活動には多くのお金がかかります。地方からの就活はさらにその負担が増します。まずは地元からの交通費と上京後の宿泊費です。複数の企業の面接を受ける場合、その数だけ日数がかかります。当然、会社説明会などに参加するとなるとかかる費用はおよそ倍になります。合計で30万以上かかったという人もいます。上京就活を行おうと思っている人は、金銭的な計画のしっかりとたてましょう。

交通費を節約するには、格安飛行機を早い段階から予約したり、高速バスを使う事で節約するという方法があります。宿泊費を節約するには、ビジネスホテルやカプセルホテルを使う、就活シェアハウスを使うなどといった方法があります。健康や心因的に不安もあると思いますので、自分に合った出来る限りの節約を行い就活に臨みましょう。

就活だけではなく、その後の事も

就活を行い、内定を貰い、安心したいという気持ちはわかります。上京して働こうと決めた後に、もう一度考えてみましょう。

家族と離れる事や上京後の生活の事。上京するとその後一生のうち家族と会える日は200日程度です。それ以下の人もいればそれ以上の人もいるかもしれませんが、地元で就職することと比べると、会える機会はぐっと減ります。

就職が決まった後の本格的な上京にも費用がかかります。上京にかかる費用は50万~80万といわれています。金銭的な負担は生活に大きく圧し掛かることがあります。就活費用と合わせて、その準備ができるかどうかも、もう一度考えましょう。

また、精神的に支えてくれる友人との別れもあります。孤独に陥ったときに、それを振り払えるだけの大きな目標、強い意志、柔軟性が必要となります。

上京就活時の持ち物

上京就活は基本的に長期間となります。長期間となれば持ち物もそれなりに増えてきます。忘れ物があると余計な出費をしてしまったり時間をロスしてしまったりもします。意外なものが必要となることもありますので不備なく準備しましょう。

持っていくものの代表例としては、リクルートスーツ(替えがあれば尚良い)、スーツをメンテナンスするスチーマーやしわ伸ばし、裁縫セット、必要枚数より多めの下着類、折り畳みの傘、筆記用具、メモ帳、寝具、就活用バッグ、スマートフォンとその関連、印鑑セット、履歴書とエントリーシート(余分に)、ハンカチ、タオル、ポケットティッシュ、ICカード、現金などがあります。

チェックシートを作成するなどして、漏れがないよう気を付けましょう。

上京就活の行動は早めに

地方と都市部の募集で大きく違うのが内定をでるタイミングです。「内定」や「内々定」といった言葉があるように、通常の内定より早く内定が決まるケースがあります。経団連が定めている日程はありますが、それよりも先に動いている企業があります。上京就活を考えている場合は、周りよりも2~3か月程度早くから行動をし、目指す企業の内定に遅れないよう計画をたてましょう。