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企業調査INVESTIGATE COMPANIES
企業調査 企業調査の進め方
企業調査は就活において最も重要と言っても過言ではありません。そもそもの就活の目的は企業に就職することです。自己分析や業界調査をしただけで企業を決定してしまうと、企業の特徴や自分との相性もわからないまま、就職してしてしまい、就職後に後悔してしまう可能性があります。

自分の将来に大きく関わる企業のことをしっかり調査・研究を行う事で就職に関するリスクを軽減することができます。

自分の最重視項目を定めよう

就職する企業に対して自分が何を最も求めているかを定めて、それを軸に選定した企業を調査・研究しましょう。就活者への重視調査で、「安定している会社」、「やりたい仕事ができる会社」、「楽しく働ける会社」、「生活と仕事を両立できる会社」、「社会貢献できる会社」、「人のためになる仕事ができる会社」といったような項目が並び、近年では「安定している会社」を求める傾向にあります。

自分が企業に求めるものをしっかりと見定める為にも、軸となる重視項目を定めましょう。

許容範囲を定めよう

重視項目を定めただけでは、本当の姿が見えてきません。例えば、「安定している会社」を重視し企業を選んだとしても、「ノルマきつい会社」であったり「給与は安定していても転勤が多い」といった、自分にとって負となる部分が潜んでいる事があります。自分の希望を厳密にすればするほど、選択できる企業が少なくなっていきます。安定していれば転勤が多くてもいい、キャリアアップできればノルマがきつくてもいい、といったように許容できる範囲も定めておきましょう。

企業の特徴をつかもう

調査・研究のために選定した企業の特徴をつかみ、重視・許容項目に照らし合わせてみましょう。企業の「業態」、「資本形態」、「規模」、「顧客」から企業の特徴をつかみましょう。「業態」は作っているのか売っているのかを、「資本形態」は外資、系列、独立なのかを、「規模」は売上高、利益、従業員数、資本金を、「顧客」は個人、法人、年齢層、男女別、国内、海外なのかを調査しましょう。誰に何をどういう風に提供し私益をあげ、そのために必要なの資金をどこから調達しているかををつかみ、その企業を理解するための基本部分を埋めましょう。

取締役を調べよう

取締役(会長、社長、専務、常務など)の氏名、経歴、実績を調査しましょう。取締役を調査することによって、その企業の成長や展望、また社風などを知ることができます。また、代表メッセージなどにも会社が現状置かれている状況や将来への展望が記載されている事がありますので、あわせてチェックしましょう。

企業の基本情報を調べよう

設立年・資本金・株式公開・事業拠点などから、その企業の歴史、事業規模、成長性や就職した場合の環境が把握できます。歴史の古い企業であれば強い顧客や絶対的な商品が存在している事などがわかり、資本金の推移や事業拠点の推移をみればその企業の成長性が、また事業拠点からはその企業の地域展開がわかります。

事業内容を詳細に調べよう

事業内容を詳細に調べることで、自分が実際に就業した場合の仕事内容がイメージできるようになります。その企業が何をどう売っているのかを詳細に調べ、企業の実体をより鮮明にイメージしましょう。

業績、成長性、景況による影響を調べよう

業績、成長性、景況による影響を調べ、企業の体力を把握しましょう。業績は売上や利益率を調べ営業規模を把握します。売り上げは高いのに利益率が低い、売り上げは少ないが利益率が高いといった内容から、その企業の強さを把握しましょう。成長性は売り上げの伸び率、新規事業展開、現事業拡大などから把握できます。成長性の高い会社は将来の安定につながります。また、新規事業展開を行っている企業は、将来的な展望をしっかりと持っている事も推測できます。ただ、実態が伴っていな場合がありますので注意しましょう。景況による影響は売り上げ、利益の推移から把握できます。海外に顧客がある場合は円安、円高時の業績も調べましょう。景況による影響を調べることにより、その会社の体力が把握できます。

社風や従業員分布を調べよう

年齢や男女別の従業員数、意思決定の仕組み、組織図、社員教育、育成環境などから、その企業の環境が自分に合っているかを判断しましょう。また、堅実な雰囲気、自由な雰囲気、明るく楽しい雰囲気などや部署単位での仕事なのか個人重視なのかにより、働き方がイメージしやすくなります。

職種とキャリア形成を調べよう

その企業の部署、職種はどのようなものがあるかを調べましょう。職種ごとに必要な能力が自分と合致していれば、その企業に対してのアピールに使用できます。昇給・昇進の仕組み、女性登用、平均勤続年数、役職者平均年齢を調べ自分のイメージするキャリアアップに適しているかどうかの判断材料にしましょう。

労働条件を調べよう

月収や賞与、転勤の有無を含めた勤務地、就業時間、定時内の実働時間、残業時間、フレックス制度/時短勤務制度などの勤務時間、週休、シフト休、夏季・年末年始休暇・有給、育休、産休等の休日、交通費支給、営業手当、資格手当、地域手当などの手当、寮・社宅、家賃補助、資格取得補助などの福利厚生、健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険がそろっているかの労働条件を調べ、納得できる条件かどうかを調べましょう。

失敗しないための企業調査

条件が良く競争の激しい企業ばかり選定しエントリーし、能力も成績も優秀な就活者なのに、なかなか内定を貰ず最終的に就活に失敗してしう人がいます。競争の激しい人気企業は「高学歴で優秀な人物の中から自社が優秀だと判断する人物」を採用する傾向にあるためです。企業調査をするにあたり常に「自分にとって優良な企業」かどうかを年頭に、競争力の高い大企業だけではなく、中堅・中小企業も幅広く調査し、自分にとって優良な企業を見つけましょう。