就職活動にあたり自己分析は重要、と言われています。企業が採用にあたり重視する最上位に人柄、そして意欲・熱意、今後の可能性、と続きます。その他の項目も軽視はできませんが、人材を求める企業は、どんな人物で、なぜ自社での就業を希望し、どんな能力が今後期待できるかを重視しています。
能力は高いけど、志望動機があいまいであったり、あまりにも専攻分野から離れていたり、活かせる能力が伝えきれなければ就活において不利になることは明らかです。
自己分析は、企業選び、エントリーシートの作成、面接など就活の多くの場面で活かすことができます。
自己分析をはじめよう!!
自己分析とは、自分の経歴を客観的に評価し、自分を深く知ることです。例えば、活発に行動することは苦手だが知的に分析することが得意、挑戦することが好きなので新しい取り組みや課題が多いとモチベーションが上がるといったことが、自分で言葉にできるまで深く掘り下げていきます。
まずは、過去の自分が学生時代に打ち込んだことを中学・高校・大学にわけて書き出しましょう。
STEP 1
学生時代に打ち込んだことを中学・高校・大学にわけて抽出
経歴の選別をしよう!
自分の経歴を書き出した場合に、ネガティブな項目が含まれる場合があります。ネガティブな項目はさけて、ポジティブな項目を抜き出しましょう。
STEP 2
継続したことや頑張れた項目を抜き出し
選別した経歴を掘り下げよう!
次は、選別した経歴を掘り下げていきます。掘り下げることにより、自分の長所、モチベーションの根幹などを明確化することができます。なぜ初めて、なぜ続けられて、その時に発生した課題や問題にどう対処し結果どうなったのか、そして何を学んだのかを書き出していきます。
STEP 3
各経歴から動機、モチベーション、課題克服、総括を書き出す
共通点を見つけまとめよう!
経歴の掘り下げが終わったら、その掘り下げた内容から共通点を見つけましょう。共通点を見つけることにより、自分の傾向、自分の考え、自分の価値観などがわかります。それを基にすると、じぶんにあった職種や自分に合った企業などが見えてきます。
STEP 4
共通点を見つけ、自分の長所、自分の興味、モチベーションの根幹を見つける
掘り下げの総括と軸を決めよう!
自分の長所、自分の興味、モチベーションの根幹をまとめたら、自分に合った働き方、自分に合った環境(地域環境や職場環境)、働くうえでゆずれないもの、自分が活かせる能力の軸となる部分を決めましょう。
根拠のある職種、業界、企業選びに、エントリーシート作成時に、面接時の受け答えに、自己分析で掘り下げた内容と、その軸を活用しましょう。
STEP 5
経歴掘り下げの総括と軸となる自分の考えを決定する